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友人の命日・一周忌は何をする?お供え物の選び方やお墓参りの注意点をご紹介

友人の命日・一周忌は何をする?お供え物の選び方やお墓参りの注意点をご紹介

大切な友人の命日や一周忌に何をしますか?故人のために、何をしたいと思いますか?

仏壇に手を合わせる。お墓参りにいく。故人との思い出の場所を訪れる。

それぞれの過ごし方があります。

本記事では、友人の命日や一周忌の際にできることを、マナーとともにお伝えしていきます。
ぜひ最後までご覧ください。

命日とは

命日とは、故人が亡くなった日 のことを指します。
一方、祥月命日(しょうつきめいにち)とは、故人が亡くなった月日 を意味します。

例えば、故人が200X年X月X日に亡くなった場合、命日は200X年X月X日、祥月命日はX月X日となります。

ただ一般的に、この祥月命日も「命日」と呼ばれています。

命日には一周忌、三回忌、七回忌、十三回忌、十七回忌、二十三回忌、三十三回忌と年忌法要を行います。法要では近親者が集い、お寺や墓前で読経をしてもらった後、食事をとる形式が一般的です。

祈りを捧げているお坊さん

月命日とは

毎月やってくる、故人が亡くなった日と同じ日にちが 月命日 です。

つまり、 命日は1年に1回、月命日は毎月1回(命日を除く) ということになります。
命日は月命日に含まれないため、 月命日は1年間に11回 であることに注意が必要です。

友人の命日・一周忌に何をする?

一周忌法要に参列する

一般的に、一周忌法要に招かれるのは、親族やごく親しい仲であった人物です。ご遺族から一周忌法要の案内が届いたら、なるべく早く返事をしましょう。

一方で、 法要に招かれていないが、弔意を伝えたい ということもあるでしょう。一周忌法要の頃は、友人が弔問するにはよいタイミングです。故人が亡くなってから一定の時間が経っているため、ご遺族側にもある程度の余裕ができており、友人の弔問を受け入れやすいといえます。

とはいえ、招かれてもいないのに、いきなり参列するとご遺族も驚いてしまいます。そのような事態を避けるためには、 事前に一周忌に参列したい旨をご遺族に伝える ことが大切です。

ご遺族の方では、法要後の会食の準備などの段取りをしています。もし、受け入れる体制が整わないなどの事情で、別の日に弔問を希望された場合は、ご遺族の意向に従いましょう。

法要に参列する際、お供え物や花は、必ずしも必要ではありませんが、選び方や送り方のマナーがあります。弔問を受けるご遺族に不快な思いをさせることのないよう、確認しておきましょう。

通夜 食事

お悔やみの手紙をおくる

法要の案内状が届いたら、できる限り参列することがマナーですが、遠方に住んでいる場合や、やむを得ない事情で欠席する場合は、数日以内に返信はがきを送るか、電話にて欠席することを伝えたあとに、手紙を送ります。
たとえ親しい間柄であっても、礼儀をわきまえた言い回しをしましょう。

手紙の内容のポイント

手紙を書く際は、以下の5つの項目をふまえた上で書くようにすると良いでしょう。

  • 書き出しに時候のあいさつは不要
  • 一周忌の法要に招待してくれたことへのお礼
  • お悔やみの言葉と、法要に参列できない旨
  • 生前の故人との思い出話
  • 故人へのご冥福の言葉と、ご遺族の体を気遣う言葉
手紙を送る際に注意するべき2つのこと
  1. 忌み言葉を使わない

「再」「重」「追って」などの重ね言葉や、死を連想させるような言葉・数字は、忌み言葉となり不適切ですので、お悔やみの手紙には書かないようにします。

  1. 白無地の用紙・一重の白封筒を使用する

ハガキではなく、白無地の用紙に、一重の白封筒を使用するのが一般的です。

二重封筒は「不幸が重なる」ことを連想させるため、避けます。また、色や絵柄がついている用紙や封筒は、弔事には不向きです。

手紙

お供え物をおくる

一般的に命日にお参りする際には、お供え物を持参するのがマナーになります。また、お参りをすることができなくても、一周忌法要に合わせてお供え物をおくることは可能です。

以下、ふさわしいお供え物やふさわしくないお供え物、金額相場や渡し方など、詳しく説明していきます。

お供え物について

命日にふさわしいお供え物

ご遺族にお供え物をおくる場合、食べられるものやお線香など、 消えもの を中心に選んでお送りしましょう。ご遺族が保管や処分に困らないものを意識して選ぶのが大切です。

加えて「故人が好きだったもの」を選ぶと、ご遺族も喜ばれるかもしれません。

お供え物の定番は、お菓子・果物・お花・線香 の4つです。
それぞれについて、詳しく紹介します。

お菓子

仏壇にお供えするため、 常温で保存できるお菓子 を選ぶのが良いでしょう。
またお供えしたあと、ご遺族が食べたり身近な人に振る舞ったりするため、 日持ちしやすい個別包装のお菓子 がおすすめです。

具体的なものとして、洋菓子であれば クッキーカステラマドレーヌ などの焼き菓子、和菓子であれば、 まんじゅう羊羹 がよく選ばれています。
ご遺族の家族構成をふまえて、子どもが多いなら焼き菓子やゼリー、お年寄りの方がいらっしゃるなら和菓子を贈ると喜ばれるかもしれません。

饅頭

果物

故人が好きな果物や旬の果物 を選ぶのもよいですが、 傷みにくく複数人でわけやすい果物 がおすすめです。
なお、丸い果物は縁起がよいとされているため、 メロンリンゴ がよく選ばれています。

「故人との縁を切る」という意味を避けるため、果物の個数は割り切れない奇数になるようにしましょう。

果物

お花

命日におくるお花は、 淡い色で日持ちするもの が好まれます。
白、黄色、青、紫、いずれも淡い色が定番です。
和花であれば リンドウシャクヤク 、洋花であれば ユリカーネーションストック などが人気です。

故人の好みや思い出の花がある場合は、形式にとらわれず、その花をおくるとよいでしょう。
その際、一筆メッセージを添えて「なぜこの花を贈ったのか」について説明を加えることで誤解をまねくことを防ぎ、故人を想う心がご遺族にも伝わります。

飾る手間が省けるため、アレンジメントを選ぶのが無難です。

菊

線香

消耗品のお線香をおくるのもおすすめです。
ご遺族の住宅環境や健康状態を考慮しつつ、香りが控えめで、煙があまり立たない線香を選ぶのが無難でしょう。

線香

命日にふさわしくないお供え物

肉と魚

殺生を連想させる肉と魚は、お供え物としてはふさわしくないとされています。
また、単純に生ものは傷みやすいため、お供え物には向いていないでしょう。

お酒

お酒は、「お神酒(おみき)」としてお供えすることもありますが、ご遺族がお酒を飲まないこともあり、またお酒は重くてかさばる場合もあるため、配慮が必要です。

大きいもの・かさばるもの・重いもの

大きいものやかさばるもの、重いものは、ご遺族の迷惑になるかもしれません。また、お供え物はご遺族で分けることもあるため、分けやすい品物を選ぶのが大切です。

お供え物の金額相場

友人の命日のお供え物の金額相場としては、 3,000円~5,000円程度 が一般的です。
高すぎてもご遺族に気を遣わせてしまうので注意しましょう。

お供え物ののしの書き方

命日のお供え物には、のし紙をつけるのがマナーです。
以下の記事で詳しく解説していますので、気になる方はぜひこちらの記事をご覧ください。

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お供え物を渡す際の注意点

一周忌法要に合わせてお供え物をおくる場合は、遅くとも、 法要の前日までに自宅や法要の会場に送付しておくのがマナー です。
当日持参する場合は、勝手に仏壇や祭壇に飾るのではなく、 ご遺族にあいさつをして手渡します

供養用品一式

香典は送った方がいい?

一周忌の法要に呼ばれてはいないものの、香典だけでも送った方が良いのではないかとお考えの方もいらっしゃるかと思います。

間柄にもよるため一概には言えませんが、 ご自身が故人の友人の立場である場合は、基本的に香典を送る必要はありません

特に葬儀に参列することができている場合、そこでお香典を渡していますので十分に弔意を示せていると考えます。

ご遺族のご自宅の仏壇にお参りをする場合

自宅 仏壇

ご遺族のご自宅を訪ねて、仏壇にお参りをしたいと考える方もいらっしゃるでしょう。
その際のマナーについては、以下の記事で詳しく解説していますので、気になる方はぜひご覧ください。

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友人の墓参りに行く場合

お墓

ご遺族に事前連絡をする

初めて友人の墓参りをするときは、事前にご遺族に連絡するのがマナーです。墓を管理しているご遺族からすれば、知らない人が墓参りをしていると、不審に思うでしょう。

一度許可をいただければ、その後の事前連絡を行う必要はありません。電話で確認するか、できれば弔問するのがよいでしょう。

弔問とは、ご遺族のお宅へ訪問し、お悔やみの意を伝えることです。昨今の事情をうけて、「弔問をご遠慮しています」というお宅も少なくありません。ですから一度、電話連絡をして弔問してもよいか確認すると、印象がよくなります。

お墓の場所を聞く

弔問の際は、いきなりお墓の場所を聞くのではなく、まずはご遺族とコミュニケーションを図りましょう。自分と故人の関係性や思い出などを話し、故人を思う気持ちを伝えます。友人からの話をきいたご遺族は、故人について知らなかった別の一面を伝えられることで、嬉しく感じることでしょう。

お互いに故人への想いが確認できたところで「お墓参りをさせていただきたい」と伝えます。許可をいただけたら、自然な流れでお墓の場所を聞くことができます。

お墓参りを避けるべきタイミング

友人のお墓参りに行くタイミングは、四十九日以降にするべき と考えられています。一般的に、お墓へ遺骨を安置する納骨は四十九日法要に行われます。そのため、四十九日より以前にお墓に行っても、納骨されていないということになります。

四十九日法要までは、複数回の法要やそのための事前準備などがあり、ご遺族は悲しみの中でも慌ただしくしています。この時期の親族は、精神的にも時間的にも余裕をもつことがむずかしいということを考慮して、遠慮しましょう。

四十九日以降で避けるべきタイミングは、初盆(新盆) です。
初盆(新盆)は、故人が亡くなって初めて迎えるお盆のことです。このときも同様に、ご遺族は、初盆の準備でとても忙しくしているため、お墓参りに行くことは避けましょう。

お墓参りの服装

お墓参りの服装には決まったマナーはありませんが、色合いやデザインが派手な服、露出が多い服は避けます。偶然、墓参りにきた親族と墓前で顔を合わせるかもしれないので、印象が悪くならない服装にしましょう。

また、墓地がアクセスしやすい場所にあるとは限りません。ヒールや歩きにくい靴は避けましょう。

お墓

友人の命日や一周忌の新しい過ごし方をご紹介

昨今、身内だけの小規模なお葬式が増え、故人の友人のお別れの機会が少なくなっています。何かしたいけど何もできないという状況が生じたり、訃報には接したものの、お葬式に参列できず全く実感が持てない方がいることも事実です。そこで、友人主体で故人を偲ぶという命日の過ごし方をご紹介します。

弊社が運営している葬想式を使うことで距離と時間を越えて故人を偲ぶ機会を無料でお作りいただくことができます。

葬想式は招待制の追悼サイトを簡単に作れる無料サービスです。招待された人々がサイトに集い、思い出の写真やメッセージを投稿できます。公開期間中(3日間)はいつでも、どこからでもサイトにアクセス可能で他の参加者の写真やメッセージも見ることができます。参加人数、投稿写真枚数、メッセージの数は無制限、無料でご利用いただけます。

本サービスは誰かが開式者として場を立ち上げなくては始まりません。「私がやってもいいのかな?」という戸惑いはあるかもしれませんが、この機会に救われる共通の友人がいるかもしれません。

もちろん、葬想式を開式される際はご遺族に一報

友人達と追悼サイト作成サービス葬想式を使って〇〇さんを偲ぶ会を行いたいと思います。思い出の写真を共有し合ったり、追悼メッセージを寄せ書きのような形で集められるサービスです。X月X日からX月Y日まで開式していますのでよろしければ期間内にこちらのURLより様子をご覧ください

という形でご案内いただくことを推奨していますが、どうしてもご遺族と連絡が取れない場合は自由に友人が主催しても良い、というスタンスで本サービスを運営しています。もちろん、こういったことをご遺族の知らない所で行うことはできるだけ避けたいですが、大切な人を亡くし、偲ぶ心に優劣はなく、ご遺族も友人も等しく悲しむ権利があるという考えに基づき、このような運営を行っております。

葬想式を通じて、 ご葬儀に集まれなかった方も含めて故人様との思い出を振り返り、メッセージを綴るという機会 にもなりますし、友人が参加することで、 ご親族がお持ちでなかった故人様の写真をご覧いただく こともできます。

みんなで故人様に思いを馳せ、思い出を振り返り、メッセージを綴るという時間を命日という節目にお過ごしいただくというのはいかがでしょうか?葬想式は命日の慣習を代替するものではなく、命日や一周忌が担ってきた役割の一部を補完する仕組みです。

偲ぶ会の選択肢として、誰にでもお使いいただけるよう無料の相談窓口がございます。ご遺族へお知らせするための文章を作るのが難しいなど、葬想式を開く上でのハードルを乗り越えるお手伝いをさせていただきます。こちらの公式LINEからお気軽にお問い合わせください。

また、こちらの葬想式公式サイトより、パンフレットの送付請求やサンプルページの閲覧が可能です。こちらも是非ご活用ください。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。
本記事が少しでも皆様のお役に立てましたら冥利に尽きます。

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前田 陽汰
前田 陽汰
株式会社むじょう 代表
2000年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部オーラルヒストリーゼミ所属。葬送習俗の変化に関する研究を行う。研究内容が評価され2021年度SFC STUDENT AWARDを受賞。2020年5月に株式会社むじょうを設立し、距離と時間を越えて故人を偲ぶオンライン追悼サービス「葬想式」、亡き母へ贈る父の日のメッセージ展示イベント「死んだ母の日展、棺桶に入り自身の生を見つめ直す体験イベント「棺桶写真館」などの企画・運営を行っている。
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