手元供養にぴったりの骨壷選び|種類・素材をご紹介

手元供養にぴったりの骨壷選び|種類・素材をご紹介

手元供養用の骨壺を選ぶ際、「どのような種類があるのだろうか?」「どうやって選べば良いのだろうか?」といった疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。 手元供養用の骨壺は、大きく素材、サイズ、デザインの3つのポイントで選ぶことができます

本記事では、手元供養用の骨壷の選び方や、骨壺の種類と特徴について詳しく解説しています。

さらに、骨壺を大切に保管するためのお手入れ方法についても解説していますので、手元供養用の骨壺について詳しく知りたい方は、ぜひ最後までお読みください。

手元供養用の骨壷の選び方

手元供養用の骨壷は大切な故人を供養するものだからこそ、慎重に選びたいものです。ここでは、手元供養用の骨壷を選ぶ際の基準や注意点、予算の目安、購入時のチェックポイントについて詳しく解説します。

選ぶ際の基準と注意点

手元供養用の骨壷を選ぶ際は、以下のポイントを重視すると良いでしょう。

耐久性:長期保管を考慮し、陶器や金属など壊れにくい素材を選びましょう。

サイズ:遺骨の一部を保管するのに適したコンパクトなサイズが一般的です。

デザイン:インテリアになじむデザインを選ぶと、生活空間に自然に調和します。

注意点としては、ご家族などの意向をしっかりと確認し、供養の形に合う骨壷を選ぶことが重要です。

予算の目安

手元供養用の骨壷は、素材やデザインによって価格帯が異なります。一般的には 10,000円から30,000円程度が主流 ですが、高級素材や特注品の場合はさらに高額になることもあります。予算を設定する際には、品質やデザイン、供養方法に合った適切な価格帯のものを選びましょう。購入前に見積もりを確認し、必要に応じて複数の業者を比較することも大切です。

お金

購入時のチェックポイント

購入時には以下のポイントを確認しましょう。

品質:素材がしっかりしているか、傷や欠けがないか。

使いやすさ:蓋の開閉がスムーズで、密閉性が保たれているか。

保証:購入後のサポートや保証があるか。

付属品:木箱や収納袋などの付属品があると保管が便利。

手元供養用の骨壷の種類と特徴

手元供養用の骨壷は、素材やサイズ、デザインなどさまざまな種類があり、それぞれに特徴があります。以下では、素材、サイズ、デザインごとの選び方や特徴を詳しく解説します。

素材で選ぶ

手元供養用の骨壺の素材は、陶器製が一般的ですが、ガラス製、金属製、七宝製、木製などもあります。

陶器製:有田焼や備前焼など、手作りの温かみと滑らかな肌触りが特徴。
ガラス製:透明感と美しさが特徴。おしゃれで住空間に馴染みやすいデザインが人気。

金属製:丈夫でデザインが豊富な点が魅力。密閉性も高く安心して使用できる。

七宝製:金属製の素地に色ガラスの粉を焼き付けて彩色を施す。光沢とユニークな色合いが特徴で、高級感がある。

木製:天然素材で温かみがあり、住空間になじむ。燃える素材なので、もしものときは一緒に棺に入ることも可能。

サイズで選ぶ

手元供養用の骨壷では、一般的な骨壷のように「寸(すん)」で統一された定型サイズはありません。しかし、以下のようなタイプに分類することができます。

大きめタイプ:例として、ひのき製の骨壷では高さ8.2cm、直径7.6cm(口径約6.2cm)が「2寸程度」に相当します。

小型タイプ:手のひらサイズやペンダントタイプも多く、一般的に「2寸以下」の大きさが主流です。

用途や保管場所に合わせて、適したタイプを選ぶことが大切です。

デザインで選ぶ

一般的な白い陶器製の骨壷とは異なり、手元供養用のミニ骨壷は色やデザインのバリエーションが豊富です。形状も壺型だけでなく、卵型やしずく型など、さまざまな選択肢があることが特徴です。遺族の好みやインテリアに合わせて選ぶことで、手元供養がより充実したものになるでしょう。

骨壷

手元供養で人気のミニ骨壺の魅力とおすすめポイント

ミニ骨壺は、高さ6センチ前後のコンパクトサイズで、一般的な骨壷に比べて省スペースかつ扱いやすい点が特徴です。リビングや寝室、仏壇などの限られたスペースにも設置しやすく、持ち運びもしやすい利便性があります。

また、お部屋やインテリアに調和するおしゃれなデザインが多く、日常生活の中で自然に寄り添う形で手元供養が可能です。個性やライフスタイルに合わせた選択肢の多さも、ミニ骨壷の大きな魅力といえるでしょう。

大切に保管するためのお手入れ方法

手元供養用の骨壷を綺麗な状態で保つためには、日々のお手入れが欠かせません。ここでは、日ごろのメンテナンス方法や保管場所についてご紹介します。

日々のお手入れ

骨壷の 日々のお手入れは、周囲のホコリを拭き取るだけで十分 です。骨壺は陶器やガラスなど、掃除しやすい素材のものが多いため、軽く拭くだけで問題ありません。なお、乾燥剤を使用している場合は、定期的に交換することが大切です。

保管場所

骨壷は、直射日光が当たらない、風通しの良い場所での保管が適しています 。湿気の多い場所や寒暖差が激しい場所への安置は避けるようにしましょう。
通常の生活環境では遺骨にカビが生えることはほとんどありませんが、保管環境によっては骨壺や遺骨にカビが生えることがあります。もしカビ臭いと感じたり、目で見てカビが確認できたりする場合は、速やかに墓じまいや遺骨の洗浄を専門とする専門業者に洗浄を依頼しましょう。

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ミニ骨壷に納骨する際は粉骨がおすすめ

ミニ骨壷に納骨する際は、遺骨を細かい粉末状にする 「粉骨」 がオススメです。粉骨はご自身で行うことも可能ですが、専門の業者に依頼するほうが確実で、安心して手元供養を始められるでしょう。

例えば、 こちらのサービスのように粉骨を請け負っている業者もあります。遺骨を丁寧に取り扱い、依頼者の気持ちを汲んでくれる信頼できる業者を選びましょう。

まとめ

手元供養用の骨壷の選び方や、骨壺の種類と特徴、大切に保管するためのお手入れ方法について解説しました。手元供養用の骨壷には多くの種類がありますが、大切な故人をしっかりと供養するために慎重に選ぶことが大切です。

皆さまが自分に合った手元供養用の骨壺を選び、故人との大切なつながりを深めることができることを願っています。本記事がお役に立てましたら幸いです。

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監修・奥山晶子
監修・奥山晶子
株式会社むじょう 編集者
冠婚葬祭互助会に従事し、その後おもだか大学名義で「フリースタイルなお別れざっし 葬」(不定期)を刊行。現在は葬儀や墓など終活関連の記事を手がけるライターとして活動中。2012年より2年間、NPO法人葬送の自由をすすめる会の理事をつとめる。主な著者に『葬式プランナーまどかのお弔いファイル』『ゆる終活のための 親にかけたい55の言葉』がある。