四十九日法要に親族が集まれない場合の過ごし方をご紹介
最近、ご葬儀のタイミングで四十九日の繰り上げ法要を行うことが増えています。「形式上はやっているけど、四十九日の法要を行った実感がない」といった感覚をお持ちの方は少なくないのではないでしょうか。
四十九日に親族が集まれなくても、お金をかけてフォーマルな場を設けなくても 、故人様に想いを馳せる時間の過ごし方を紹介します。
四十九日の法要とは
亡くなった日から四十九日後、 極楽浄土へ行けるかの判断が下される といわれています。生前、悪事を働いた人でも、遺族が臨終から7日毎に追善供養を行うことで極楽往生が叶うと考えられていました。故人が浄土へと往生できるようにお祈りするのが四十九日の法要です。
四十九日の法要と合わせて、お墓に納骨をしたり、白木の位牌を本位牌にしたり、仏壇の開眼法要をしたりとやることがたくさんあります。しかし、四十九日の法要を葬儀と同日に済ませたり、四十九日前後に納骨をしたりと、厳格には慣行に従わずやれる範囲でという考え方が広まってきていることも事実です。
大切なのは形式ではなく気持ち ですので、それが悪いということはありません。それでも、四十九日の法要は生前関わりのあった人同士が顔を合わせ 改めて故人に想いを馳せる機会としての役割を担ってきた ことは確かです。
親族が集まれない四十九日の過ごし方
今回は「落ち着いた頃合いに、顔を合わせて故人を偲ぶ」という四十九日法要が担ってきた役割の一部をオンライン追悼サービス「葬想式」を用いて補完するというご提案です。 ご葬儀に呼べなかった方も含めて故人様との思い出を振り返り、メッセージを綴る という四十九日の過ごし方はいかがでしょうか?
特にご葬儀を身内のみで小さく執り行われた方の中には、故人様と生前関わりがあった方々へのご連絡で心苦しい思いをされた、ご葬儀の時は慌ただしく満足にご挨拶ができなかったと心残りをお持ちの場合も少なくありません。
また、ご友人としては訃報を耳にし 何かしたいけど何もできないという境遇に置かれ、遣る瀬なさを抱えている方 も少なくないでしょう。四十九日を口実に、少し落ち着いてきたタイミングで葬想式を開式する事で生前お世話になった皆様とゆっくりと偲ぶ時間をお過ごしいただくことができます。
連絡先が分からない故人の友人に届く
葬想式は招待制の追悼サイトを簡単に作れる無料サービスです。招待された人々がサイトに集い、思い出の写真やメッセージを投稿できます。
公開期間中(3日間)はいつでも、どこからでもサイトにアクセス可能で他の参加者の写真やメッセージも見ることができます。参加人数、投稿写真枚数、メッセージの数は無制限、無料でご利用いただけます。
時節柄、大勢が集まる事を避けるため身内のみの小規模なお葬式を選ばれた方に、人数無制限という葬想式の特性が役立ちます。
ご葬儀に際し、「 誰に声をかけようか 」という悩みはつきものですが、葬想式であればご自身が連絡できる方々に
葬想式というオンラインの偲ぶ会を四十九日に開式しますので宜しければご参集ください
と案内を送った上で
こちらの参列URLを故人との共通のご友人にもお知らせいただけますと幸いです
と一文添える事で、ご自身が連絡できない、故人の旧友などにもご案内が届きます。
関係性が多様化し、訃報すら届ける事が難しい 昨今において、このような形であればお知らせする事もできる上、皆様とお別れの機会をお作りいただくことができます。
故人のご友人の「何かしたい」を叶える
普段、毎日顔を合わせていたご家族からすると、故人様のご逝去は日常を大きく変える出来事になりますが、 たまに顔を合わせる関係のご友人からすると、亡くなったという実感は持ちづらい でしょう。
亡くなったという実感が少しずつ湧いてきて、故人様の死と向き合える頃合いがちょうどこの四十九日あたりなのではないかと思います。
もちろん、そのタイミングは人それぞれですが、 亡くなった直後よりも少し時間を置いた方が、落ち着いて故人様を偲ぶことができる ことは多くの方に共通することかと思います。
弊社が実施した大切なご友人を亡くした方へのヒアリングで 何かしたいけども、何もできない という声が最も多くありました。
その 「何かしたい」を叶える手段が葬想式であり、そのタイミングの1つが四十九日 なのではないかと考えます。いかがでしたでしょうか。
葬想式は 四十九日法要を代替するものではなく、四十九日法要が担ってきた役割の一部を補完する 仕組みです。新しい弔いの選択肢として、誰でも開式できるよう無料の相談窓口がございます。
案内文を作るのが難しい、操作がわからない等、葬想式を開く上でのハードルを乗り越えるお手伝いをさせていただきます。
こちらの公式LINEからお気軽にお問い合わせください。
また、こちらの葬想式公式サイトより、パンフレットの送付請求やサンプルページの閲覧が可能です。こちらも是非ご活用ください。