法要でお供えする花の種類は?送り方についても解説
法要でどんな花をお供えすればいいのか?と思う方もいらっしゃるでしょう。
今回は法要の供花としてふさわしい花や送り方をご紹介します。
親しかった友人の法要に、お花を送ってもいい?
親しかった故人に対して、友人として何かお供えをしたいと思う方も多いでしょう。
その場合は、施主であるご家族にお花を送りたいことを伝え、了承を得たら送るのが良いでしょう。
法要の供花としてふさわしい色
法要の供花としてふさわしい色は、 白が基本 とされています。
しかし、地域によって色使いは変わります。
最近では白以外の色も交えて送る場合も 増えてきました。
白以外の色を使用する場合、 淡い青、紫、ピンク などがおすすめです。黄色は少し明るすぎるため、クリーム色などの淡い色合いが良いでしょう。
他の色の花を交える場合でも、白を基調として淡い色でまとめましょう。
また、故人が生前に好きだった色や花を知っている場合は、 「生前にお好きだった花をお贈りいたします。」など、一言添えて、それを送る のも良いでしょう。
法要の供花としてふさわしい花
法要の供花としてふさわしい花の花言葉や、開花時期をご紹介します。ただ、供花としてスタンダードな花は、時期を問わずフラワーショップで手配できる可能性が高いでしょう。
菊
花言葉:高貴、高潔、高尚
開花時期:秋菊は、10月下旬〜11月頃。夏菊は、6〜7月。寒菊は、12〜1月。
百合
花言葉:純潔、無垢、威厳
開花時期:5〜8月
カーネーション
花言葉:無垢で深い愛、真実の愛、永遠の幸福、尊敬など
開花時期:4月〜6月
デンドロビウム
花言葉:天性の花を持つ
開花時期:3月〜5月
スターチス
花言葉:変わらぬ心、途絶えぬ記憶、変わらない誓い
開花時期:5月〜7月
アルストロメリア
花言葉:持続、未来へのあこがれ
開花時期:4月〜7月
スイートピー
花言葉:門出、別離、優しい思い出
開花時期:4月〜6月
トルコキキョウ
花言葉:優美、希望、思いやりなど
開花時期:寒冷地では8~9月、温暖地では5~8月頃
カラー
花言葉:乙女のしとやかさ、華麗なる美、清浄、清純
開花時期:6月〜7月
ケイトウ
花言葉:おしゃれ、色褪せぬ恋など
開花時期:7月〜11月
胡蝶蘭(こちょうらん)
花言葉:幸せが飛んでくる、純粋な愛
*白い胡蝶蘭には「清純」、ピンクの胡蝶蘭には「あなたを愛しています」と色によって花言葉に差が生まれます。
開花時期:4月〜5月
デルフィニウム
花言葉:清明、高貴
開花時期:4月~6月、10月~11月
*画像の花は一例です。
お供えには適さない花の種類
長持ちしない花は避けるようにしましょう。花が傷んだり、花弁が落ちたりすると仏壇などの印象が悪くなってしまいます。
また、毒とトゲがある花も避けましょう。具体的にはバラやアジサイが挙げられます。
法要でお供えする花の送り方
ご遺族への確認は必要?
供花を送る場合は、遺族の了承を得てから手配を始めましょう。
また、贈りたい花の種類が決まっている場合には、遺族にそれを伝えておけると安心です。
もし、遺族が思いもかけないような花が到着すると、祭壇に添える花の統一感が無くなってしまい、祭壇自体の見栄えが悪くなってしまう可能性があるためです。
いつ、どこへ送ればいい?
法要にお供えする花は花屋やインターネットで手配します。その場合、法要の当日、開式の1時間以上前に会場に届くように時間を指定しましょう。お菓子等の場合は前日までにご遺族のご自宅に届くように手配するのが一般的ですが、お花は大きく重いので直接会場に送ります。
まとめ
今回は法要の供花としてふさわしい花や送り方をご紹介しました。
この記事を参考に、法要での供花を選んでみてはいかがでしょうか。