自宅葬ができる広さは?マンションやアパートでもできる?
内閣府の調査によると、人生の最期を自宅で過ごしたいと望んでいる高齢者は6割といわれています。実際の在宅看取りはまだ1〜2割程度というのが現状です。
しかし「自宅で看取れなかったけど、せめて葬儀は自宅で」という願いは叶えられるかもしれません。本記事では、「うちは狭いから自宅葬なんて...」とお考えの方へ、自宅葬ができる広さについて解説します。
自宅葬とは
家族や親しい友人に囲まれた中で、住み慣れた自宅で行うお別れの儀式です。
自宅にご遺体を安置し、そのまま通夜・葬儀を執り行ったあと、火葬場で火葬する流れになっています。葬儀場で行われる葬儀とほとんど同じ流れとなっています。
葬儀場のような時間の縛りがなく、故人と、身内や親しい人たちと自由に過ごすことができます。
また時間を気にせずに弔問客を受け入れることが可能となります。コロナ禍で感染の心配がある場合は、参列者の制限もできることでしょう。
自宅葬を執り行うのに必要な広さ
自宅葬というと、立派な和室を想像されるかと思いますが、家族数名の参列であれば 6畳あれば十分に執り行うことができます 。
お寺の住職さんを呼ぶのであれば、控室といったお部屋が必要になってくることもありますが、工夫次第でなんとかなるものです。
自宅の広さを理由に住み慣れたご自宅からお見送りする、という時間を諦めることがないよう、まずは葬儀社に相談してみましょう。
自宅葬をマンションやアパートで行う場合の注意
都市部のマンションやアパートでの自宅葬はできないとお考えの方もいらっしゃるかと思いますが、きちんと手順を踏んで近隣の方へのご挨拶を行えば十分に可能です。
特に注意をしたいのは以下の3点です。
- 棺を運べる広さの通路や階段、棺が入る広さのあるエレベーターがあるか
- 出棺に際し、霊柩車の駐車スペースがあるか
- 参列者の出入りがあることを近隣の人やマンションの管理組合などに理解していただけるか
この3点さえ抑えることができれば、自宅葬は可能です。
もちろん、マンションやアパート、団地の決まりによっては葬儀を禁止している場合がありますので管理会社に問い合わせてみるのが良いでしょう。
弊社は自宅葬専門葬儀社として、一都三県の自宅葬に対応しております。
※詳細な対応エリアはこちらをご参照ください
今回取り上げた3点の注意事項についても、確認のサポートや必要に応じて代行も可能ですのでまずはお気軽にお問い合わせください。こちらの公式LINEよりメッセージをお送りいただく形か、こちらの公式サイトより資料請求またはお電話ください。
まとめ
現在はほとんど行われていない自宅葬ですが、今後増えていくことも予想されます。
「自宅で看取りたかったけど、叶わなかったから葬儀は自宅で」
「自宅で看取れたから、お葬式も自宅で」
「故人は家が好きだったから自宅から見送りたい」
理由は様々ですが、自宅でのお見送りを希望される方が諦めることのないよう願っております。