海を越えて叔父と叔母を悼む 葬想式ユーザーストーリー ロウルデスさん

海を越えて叔父と叔母を悼む 葬想式ユーザーストーリー ロウルデスさん

コロナで叔父と叔母を亡くされたロウルデスさん。葬儀に参列できなかった親族や友人のために葬想式をひらくことを決めました。

今回の利用者さま

メキシコの親戚を亡くされたロウルデスさん

ロウルデスさんプロフィール
東京都にお住まいの翻訳家ロウルデスさん。日系メキシコ人の3世として生まれ育ちました。親族の多くはメキシコに住んでいます。

故人さま

ロウルデスさんの叔母イルマさん

メキシコ・ベラクルス州生まれ。ダウン症の子供たちのための学校を作り、校長先生として活躍されました。

ロウルデスさんの叔父ヨシヒロさん

イルマさんと同じくメキシコ・ベラクルス州生まれ。建設工学を学び、建築士として活躍されました。

お二人はヨシヒロさんが22歳のときに出会いました。その翌年に結婚、6人の娘を授かりました。

葬想式を知ったきっかけ

コロナで突然旅立った叔父と叔母

葬想式を利用することになったきっかけを教えてください。

2019年の2月に、メキシコに住む叔父と叔母がコロナでなくなりました。誰も見舞いにも行けず、葬儀も淡々と家族だけで行われたようです。日本にいる私はいつの間にか葬儀が終わっていたという感じです。

そうだったのですね。その時はどんな心境でしたか?

参加ができなかったことで、 別れができていない という気持ちが強かったです。そういう親族や友人はたくさんいました。

テレビの紹介で葬想式を知る

NHKの番組で葬想式が紹介されてるのを見て知ってくださったんですよね

はい、NHKの番組で葬想式が紹介されているのをみて、 「あ、これだな。これだったら可能かな」と思いました。

zoomを使ってオンラインでミサをしましたが、何か違うんですよね。受け身じゃないですか。

葬想式は、 参列者も参加することができる 。そこが良かったのかな。

葬想式をつかってみて

準備の中で改めて知る家族の歴史

準備の行程はいかがでしたか。

葬想式の一番上に表示される故人の紹介の部分は、メキシコにいるいとこたちと一緒に話し合って作りました。

この行程は大変でしたが、昔のデータを探したり、この出来事は何年の話だっけとか、昔亡くなったこの人は誰だっけみたいに、全部調べる作業があり、改めて知る家族の歴史があって良かったです。

参列者の方からの反応

参列者の皆さんがすごく感動してましたね。家族の歴史を共有してくれたことにすごく感謝されました。それぞれの参列者の方にとって叔父や叔母の知らなかった側面を知ったことがとても良かったみたいです。

いろいろな反応があったので紹介します。

「違う次元で家族や友人が結びついた」

「もし機会がなければ両親の生き様を文章にしていたのだろうか」

「家族の歴史がひとつのドキュメントとして残った」

「忘れかけていた思いが蘇った」

「両親がどのように出会い一緒に生活を築いていったのかを知り、 なぜ彼らが一緒に旅立ったのか理解ができた気がしました

「葬想式のおかげで気持ちに向き合うことができた」

「厳しさはあったけど悲しいことではなくて、私たちみんなが共有する喜びと思い出に満ちた経験でした」

そんな反応があったんですね。

はい、ほとんどがポジティブな反応でした。

オンラインで追悼するということに関して、抵抗感を持った方はいませんでしたか。

ほとんどいませんでした。1人だけ、まだ辛くて葬想式を見れないと言っている方はいました。その方は、時間が経ってから集まった写真をアルバムとしてみたいと言っていたので、葬想録を贈ることにしました。

子供や孫に伝えたい記憶

集まった写真やメッセージをアルバムにできる葬想録を、ご自身用とご親族用にお求めいただいたと思うのですが、いかがでしたか。

このようなアルバムにする機会があって良かったと思います。

いつか私たちの子孫に叔父や叔母はこんな人だったんだと口で話す機会があるかもしれませんが、その時点で聞いた子供たちがもしまだ幼かったら、叔父や叔母に興味が持てないかもしれないし、忘れてしまうかもしれない。でも葬想録が家にあれば、いつか自分が興味を持ったタイミングで読んでくれるかもしれない。そんな風に出来るのが良かったと思います。

葬想録を改めて見せていただくことできますか。

こんな感じです。

普段は、亡くなった家族の写真を飾っている棚に置いてます。私にとって仏壇みたいなところです。

たまに、手にとって見返してます。

とにかくやって良かったです。もし似たような状況の人がいたら勧めたいと思ってます。

編集後記

利用前後のロウルデスさんの変化について

ロウルデスさんは葬想式利用にあたって弊社に問い合わせをしていただきました。一番最初にお話しさせていただいた時は、とても落ち込んでいる様子でした。叔父さまと叔母さまが亡くなって1年経ったとはいえ、「まだ別れができていない」という気持ちがとても伝わってきました。

しかし、葬想式利用後に何度かお話をさせていただいたときは、とても優しい笑顔で「やってよかった」「ありがとう」と言っていただきました。

今回のこの記事の冒頭の動画を編集するにあたって、利用前後のzoomでのインタビュー映像を改めて確認してみると、明らかな声のトーンや表情の違いに気づき、葬想式がロウルデスさんや参列者の方に寄り添えたものになっていたと思えることができました。

国をまたいでの開式について

ここまで多くの国での利用はロウルデスさんが初めてということもあり、開式にあたってはさまざまな調整をさせていただきました。特に、2022年4月時点で葬想式は日本語のみの対応となっており、急遽スペイン語の説明書を翻訳家でもあるロウルデスさんと一緒に作らせていただきました。ロウルデスさんのご協力もあり、大きなトラブルなく開式することができました。ありがとうございます。

私たちは、一人ひとりに合った葬想式をご提案させていただきます。ご不明点やご提案がありましたら、お気軽にお問合せください。

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佐々木 雅斗
佐々木 雅斗
株式会社むじょう エンジニア
2000年生まれ。通称 あっぷるささき。N高等学校出身。中高6年間のディベート部の経験からオンラインディベートサービスの開発をきっかけにプログラミングを始める。2020年、株式会社むじょうを共同創業。
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