Panasonic「Make New Magazine」に代表・前田を掲載いただきました
Panasonic「Make New Magazine」にて、Panasonic CEO・品田正弘氏と弊社代表・前田の対談を掲載いただきました。
https://makenew.panasonic.jp/magazine/articles/115/
以下、今回の対談記事に対する前田のコメントです。
パナソニック品田社長と「終わり」をテーマに対談させていただきました。
わかりやすく「終わり」というキーワードが使われていますが、個人的にはしっくりきていません。
始まりと終わりは表裏一体であったり、終わりに向かっているかのような「衰退」「衰弱」「縮退」的な状態でも「縮充」を目指すことができたり...
わかりやすい言葉にすることで大切にしたいニュアンスを失う痛みを引き受けつつ、より良い言葉に至れるよう思索を深めているこの頃です。
今回の対談では「むじょう」という屋号を背負って、右肩下がりの変化に光を当てる営みについて、品田社長に深掘っていただきました。
特に印象的だったのは、経営者の仕事の一つに「撤退」の判断があると理解していますが、品田社長は
“劣勢の中で仕事をするよりも、新しい目標を定め再出発への筋道をつけるほうが、社員たちの意欲をはるかに大きい前向きなエネルギーに変換することができる”
と非常に前向きで合理的な「撤退」の解釈をされていました。
撤退というと一見ネガティブな印象を持ちますが、それすらもエネルギーに変えて前進するプロ経営者の推進力を生の言葉で感じさせていただく、貴重な機会をいただきました。
関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
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