グローバルトレンドの潮流を読み解く予測レポート「EDGES 2024」に代表・前田がコメントさせていただきました
TBWAワールドワイド、カルチャー・インテリジェンスチームであるBackslash(バックスラッシュ)が毎年発表する、グローバルトレンド予測レポート、「EDGES 2024」の日本語版の公開に伴い、弊社代表・前田がコメントをさせていただきました。
今年新たに追加されたトレンドとして「Demise Duality(終わりの多様性)」があり、そのトレンドについてコメントをさせていただきました。
前田のコメントは以下の通りです。
まちづくりにおいても、“EDGES2024”に記載されている終わりの多様性のようなことが起こっています。現状、過疎化が著しく、既に活性化が困難な集落も存在します。一方で、地域活性化・地方創生が正義といった風潮が存在することも確かです。そうした風潮によって、過疎地域の住民が自分の代で集落が無住化してしまうことに対して罪悪感や後ろめたさを抱えてしまうといった問題が生じます。そこで『集落が無住化する』という1つの区切り(終わり)に対してどのような眼差しを向けるかというテーマはまさに終わりの多様性が関わる問題です。地域の縮退や人口減少を悲観的に捉えすぎず、また楽観的に拠りすぎない現実的な未来を考えるプロトピア運動に近いと思います。
EDGES2024の日本語版はこちらのリンクからダウンロードできます。
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