【セミナーレポート】もしものために知っておきたいお金のこと・法律のこと@はじまりの 家そら
こんにちは!
株式会社むじょうの前田です。
先日6月17日土曜日に「はじまりの家 そら」さんにて開催させていただいた「もしものために知っておきたいお金のこと 法律のこと」というセミナーのレポートです!今回は司法書士法人 ミラシアグループ代表の元木翼先生に講師としてお越しいただきました。
この会を開催するに至った経緯
この会は「はじまりの家 そら」の所長・冨澤さんと私がある勉強会で出会い、その後改めて私がそらさんを訪ねたところから芽吹きました。
地域に根ざす訪問看護ステーションとして、利用者様、地域の方にこの場を活用してもらいたい。けれども忙しくてそこまで手が回らない....
というもどかしさについて、冨澤さんからお話を頂きました。
そこで企画・運営を弊社にお任せいただき、そらさんの「はじまりの家」でセミナーを開催することになった次第です。
当日準備
当日準備の様子から、レポートにまとめていきます!
当日11時頃。開場は13時半ですが早めに集まって事前準備とご近所さんへのお声がけを行いました。
はじまりの家 そらの前の様子
冨澤所長とも資料の確認・打ち合わせも....
そして13時前に元木先生到着。そらさんのランチをご馳走になりました。
身体に優しいお昼ごはんに癒やされました....
ご馳走様でした!!
開場
食休みを終えたところでポツポツとお客さんが見え始め....
あっという間に8名満席に。
そらさんは広くて素敵な空間なのでもっと大勢のお客さんをお迎えすることもできるのですが...
アットホームな空間で元木先生との距離も近い状態をつくるため、机を囲む形でコンパクトなレイアウトにしました。
最初に自己紹介も兼ねて、1人ひとこと今回のセミナーに期待していることとその背景についてお話いただいてからのスタートです。参加者の方の興味関心を事前に元木先生にお伝えすることで皆様の関心に触れながらお話いただけるのではないか、などと先生には甘えっぱなしの進行ですみません...汗
(※先生は見事に皆様の関心に寄り添ったお話をしてくださいました...)
そして本題へとはいっていきます。
セミナー本編
まずは生前対策と家族信託について。当然、死後のお金の問題もあるけど、生きていても認知症になったらお金が引き出せないなどの問題が起こってしまう事について丁寧に解説いただきました。
次に認知症と財産凍結リスクについて。今の高齢世代の多くが不動産として財産をもっている割合が高い(=認知症になってしまったら、亡くなるまで売買が難しい)など、起こりうるリスクについて様々なケースをご教示いただきました。
そして、実際にこの問題が発生したら、成年後見制度を使って財産を動かすしかなく、これには後見人への報酬が必要であるなど、万が一の場合の対応とそのメリット・デメリットについて解説いただきました。
いよいよ家族信託のお話です。成年後見以外の選択肢として、家族を信じて託す「家族信託」という仕組みについてお話いただきました。家族信託を行うには家族会議は必須、家族会議の場をセッティングする交渉術など、痒いところにも手の届く、配慮ある解説をいただきました。
これにてセミナー本編は終了です。
全40ページに及ぶ分厚い資料をご用意いただき、皆さん食い入るように目を通され、メモをとっていらっしゃいました。
閉会後も参加者の皆様から積極的に個別質問が出ていました。
少人数だからこそ、自分ごととして捉えることができ、しっかり考える機会になったように思います。
お一人ずつ丁寧にご返答いただいた元木先生には頭が上がりません...
まとめ
訪問看護ステーションさんでのイベントは始めてでしたが、皆様のお陰様でとても素敵な場になりました...!改めまして、参加者の皆様、元木先生、はじまりの家 そらの皆様、ありがとうございました!!冨澤所長とも第二弾やりましょうということでお話させていただいておりますのでまた近々、ご一緒させていただければと思います!!
自宅葬のここでは、訪問看護ステーション様と連携させていただき、看取りからお別れまでをシームレスにする取り組みを行っています。東京近郊の訪問看護ステーションさんとの連携を進めていきたいと考えておりますので、ご関心をお持ちいただけた訪問看護ステーションさんは是非ご一報ください。
利用者様・地域の方向けのセミナーのお手伝い、看取り後のお手当に関するセミナーの実施など、ステーションさんのお困りごとに合わせて、お力になれるところでご一緒させていただければと思います。
連絡先
TEL:050-3138-3737 (担当:前田)
Mail:[email protected]